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背中のうずうず
翼の気配がする。 あぁーもう10月。なんか、ほんとに自分がよくわからない。 僕はここにいる。だけど、僕はぼくでない。 最近、風を感じる。とってもとっても、言葉じゃ言い表せないけど、 けど、あと少し、あと少しで、何かを掴めそうな気がする。 風の世界、どんなだろーなー そこへと通じる扉は、どこにでもあるかもしれない、 けど、まだ僕には見つけられない。 もしかしたら、決まった場所にしかないかもしれない。 けど、僕にはまだいけない。 だけど、あと2,3年後には、見つけれそうな気がする。 だから、僕は今しなくちゃいけないことを、今を、大切に、 歩まなければいけない、そんな時期なんだと思う。 人には翼は生えないけど、風には翼は必要ないし、 僕にも翼は必要ない。 こころはいつも開いている。 右も左も青も赤も、そんなのどーでもいい。 大事なのは、、、ささげるということ。 生きることは捧げるということ。 それは誰かのために、何かのために、 思いやりをもって、 すべてを受け入れる。 否定はとっても簡単。 そこからは何も生まれない。。。 僕は風。 だからすべてを受け入れる。 流れる空気に、出会った人の匂いを乗せて、 僕は僕のようで、僕は僕でなく、 誰でもない僕は、境界線をなくし、 僕はただ、漂い、そして流れる。 優しく、厳しく、あたたかく、つめたく、 だけど、そこに僕の感情はなく、 あるのは透明な色。 それは、たくさんの無限のこころの色。 光の色。虹の色。空の色。草木の色。 僕は、それらと混じりあいながら、 ふわふわ ふわふわ 空の音を聴く。 それだけじゃない。 太陽の唄、この青い大地の鼓動、はっぱや花の呼吸、 創造され続けてるそんな世界を前に、人間の世界だけで生きるのって、 なんてちっぽけなんだろうと思う。 鏡の前で、僕の瞳の奥を覗き込めば、はっきりと風の世界が在る。 だから僕の今の目標は、風の世界への扉を探すこと。 もう少しの予感がする。 もうあとちょっと。あと少し。 聴こえる。感じる。風の声が。
by tonic9space
| 2007-10-07 03:31
| 日記
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