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虹色の君のその笑顔
草木が吹きつけ 君の長い髪が泳ぎ 風に溶けた君の匂いを ずっと追いかけたあの日 まばゆいばかりの太陽が 少し照れたように大地をあたため まのびした雲が 君の影をさらい 膝の上の僕は 君の中で夢をみる 君が残していった言葉たちを きちんと並べ 白い紙に書き忘れた砂粒を さらさらと 今はながめてる さようならしたあの日から なにも変わってない ある朝の風のように さらさらと ただながめてるだけ 白い泡が僕たちを包んだとき 太陽に反射して 焼きついたまんまの 君の笑顔 それに 透き通る朝露に 残したままの君の声 一緒に行った あの砂浜の僕たちの足跡も ちゃんと消えずに残ってあるよ そう 君は僕にとってかけがえのない人 いつも僕を気遣ってくれた君のあの優しさ ふるえる僕をそっと包み込んでくれた君のあのぬくもり 髪をかきあげるあのしぐさ 遠い向こうを見てたあのまなざし そして君のあの小さな手.... 突然すぎる別れと 不意にこぼれ落ちた 僕の言葉のカケラたち 青い空に浮かぶ 雲のような記憶に架かるよう 今日も君に虹を贈ろう 虹色の笑顔の君へ 今日も僕は元気だよ
by tonic9space
| 2006-05-15 01:10
| 僕の感じたこと
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