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不安定な君のナカの空に
薄く弾けだした虹の香り は朝の雨のように僕をやさしく包む 頭の中から消えない記憶 に無機質な吐息が 僕の言葉たちを盗んでいった 静かな狂気が漂い 君のその繊細なまでの指先から 体温が少しずつ自我の存在を認識し 僕はあっというまに太陽の涙と混ざり合う 抑え殺してきた赤い空間の黒い空気に 抑えきれない殺気混じりの砂糖 目覚めの夜はいつも僕と君のそばにいて 溶けだした太陽の光の微粒子に 醒めそうな僕の意識を捧げる つながった無意識に反応した 目の前の幻覚たちが 透かした海の底のように 静かな生命を吹き出し 足跡だらけの僕の頭部 を切り刻んだ パステルカラーに彩られた君のしずく 僕には少し眩しすぎた原色 不透明な青を探して たどり着いた今日の昼下がり 白い雲の下に 二つの弱々しい影がゆらゆら揺れてる 風も感じられないこんな世界なんて... 僕はうつむいたままに 自分が来た道をなぞる 足りない何かを埋めるために ビー玉ばかりを詰め込み 乱反射した思考の欠如に 僕の媒体が喰い荒らされる 間違いなのはわかってるんだ... 言葉を感じた僕の言葉は ただ闇雲に進む時計の針を捻じ曲げ 眠気に飽きてきた季節の変化に そっと唇を添えた 孤独の自由に飼い慣らされて 与えられる餌だけを食らい ガラス張りの空の色が 僕の君への気持ち?? つぶれてしまいそうなちっぽけな気持ち 水溜りに映った僕の顔 を潰す なんて簡単な僕の崩壊 君にさらわれた僕のぬくもり 卑しい空がいつでも付け狙う 愛しい空が僕を燃やす 人形は言葉を知らない 僕は言葉を見失った 愛しい君を思うこともできず 今はただ 塗りたての人間の臭いが恋しい
by tonic9space
| 2006-05-03 00:56
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